IT系のエンジニアの場合、仕事時間を有効に使うことが常に求められる。ToDoで組み込んだタスクの遅れは、全体的な工期遅れにつながる可能性があるからだ。
もちろん残業を回避するといった意味合いもある。
ここでは、エンジニアが時間を有効に使うための仕事術を紹介する。

多くのエンジニアは、パソコンのキーボード入力を「かな入力」にしている。
ローマ字入力の場合は、1文字に対し2つのキーボードストロークがあるため、「かきくけこ」と打つだけで10のキーボードをたたくことになる。その点かな入力なら、5つの打鍵で完了だ。
わずかな差だが、エンジニアのキーボードを打つ速さからすれば、大きな時間節約につながるだろう。

また、独自のテンプレを持つエンジニアもいる。とくに、取引先に提示する見積もりなどは、あらかじめテンプレを作っておくと便利だ。
数値入力もしくはプルダウン設定を行うことで簡単に作成できるよう数式を入れておくだけといった一例もある。

このほかにも「設計書や思いついたことは必ずメモに残す」「タスクの優先度を常に更新させる」といったことも時間節約法の一つだ。メモに残すことで「思い出す時間」を節約でき、タスクの優先度を常に見直すことで、隙間時間も有効に使える。

また、タスク管理を共有化することも、作業効率を高める秘訣だ。
自分のタスクが終われば、進捗遅れが出ている他人のタスクをフォローできる。チームでリカバリーを行うことで、作業自体が早く終わるだろう。

仕事の時間を有効に使うためにも、こういった仕事術は率先して取り入れていくべきろう。